- スポーツメンタルコーチ久保田祐未
どちらの方が幸福?

緊急事態宣言も延長となり、
より一層大変さを感じる方も
多いと思います。
今日はここで
興味深い心理学の話を
したいと思います!
これは有名なアメリカの行動経済学者であり、心理学者の
ダニエル・カーネマンによる話です。
彼はノーベル賞も受賞しています。
まず、大前提として大切なのが
「経験の自己」と「記憶の自己」
私たちはこの2つの自己を持っているということです。
経験の自己…
基本的には現在を生きている自己
過去にも戻れる自己
(ちなみに心理学的現在は約3秒だけだそうです!)
★もし経験の自己に幸福感を尋ねるとしたら★
今どれだけ幸せを感じているのか
記憶の自己…
記録を残し人生を紡ぐ
★もし記憶の自己に幸福感を尋ねるとしたら★
自分の人生を振り返った時にどれだけ満足しているか
経験の自己は今の幸せ
記憶の自己は満足感がもたらす幸せ
2つは全く別物なのです!
さらに、
経験の自己と記憶の自己、
どちらがより継続的に幸福を感じられるかというと
記憶の自己となります。
何が言いたいかというと
今一瞬一瞬を安定的に幸せな環境に置くより
大変で困難な状況を乗り越えたと思える方が
脳はより幸福を感じるということです。
今は、コロナウイルスの影響で
苦しさや我慢しなければならないことが
多いと思います。
ですが、
この困難を乗り越えたとき
どんな気持ちになるでしょうか?
今一瞬一瞬の苦しい感情を
どれだけ認識するでしょうか?
当たり前の日常が戻る日まで
もう少しです。。
参考になるTED
今日も最後までお読みいただきありがとうございました(^ ^)!
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