- スポーツメンタルコーチ久保田祐未
サーシャ・バイン氏の教え~プレッシャーのとらえ方~

今日は、最近読んだおすすめの本を紹介します!
「心を強くする「世界一のメンタル」50のルール」
(サーシャ・バイン著 高見浩訳)
サーシャ・バイン氏は大坂なおみ選手(プロテニスプレーヤー)の
元コーチです。
彼がコーチである時に、
大坂選手は全米・全豪オープン優勝という成績をおさめました。
大坂選手のメンタルに良い影響を与えたことは間違いないです。
そんなサーシャ氏が著者であるこの本には
アスリートだけでなく全ての人に対して
人生のヒントになるようなメッセージがたくさんこめられています。
その本を読んで、プレッシャーのとらえ方について考えてみたいと思います。
みなさんはプレッシャーを感じたとき、ネガティブな気持ちになることが
あるかもしれません・・・。
では、
人はどんな時にプレッシャーを感じるのでしょうか?
想像してみてください。
>あなたは今日から新しい競技を練習し始めました。
>そして、その日にその競技の世界一の選手と対戦することになりました。
>あなたは勝負に対するプレッシャーを感じるでしょうか?
ほとんどの人がプレッシャーを感じないと思います。
自分の中で「できるor勝てる」という感情がほぼ無いでしょうし、
周りもあなたに対してできることを期待していないからです。
つまりプレッシャーは自分の心の中に「できる」という感情が少しでもあり、
周りから期待されている証拠なのです。
自分の中にそのような感情があることはとてもプラスですし、
周囲から関心をもたれているのは幸せなことです。ありがたいことです。
プレッシャーと闘ったり、無くそうとしたりするのではなく
受け入れ、楽しめれば最高ですね!
補足ですが、
リフレーミングという言葉があります。
意味は、"ある事柄を今までとは別の視点で見直すこと" (goo国語辞書より引用)
「プレッシャー」はネガティブな感情ととらえてしまいますが、
今回のようにポジティブに考えることもできます。
不安、緊張、本番に弱いetc...など一見ネガティブな感情も
リフレーミングしてみると新たな自分に出会えると思います!
意外とリフレーミングの力はすごいので、
ぜひ1度試してみてください!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました(^^)
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