- スポーツメンタルコーチ久保田祐未
大会視察 ~近代五種 ワールドカップファイナル2019~

6月29日(土)にUIPM2019近代五種ワールドカップファイナルを
見に行ってきました!
優勝者は東京オリンピックの参加資格を獲得できるとても大きな大会です。
そもそも近代五種ってご存知ですか?
フェンシング、水泳、馬術、レーザーラン(射撃、ラン)という5種類の競技を
1日で行うとても過酷な競技です。
キング・オブ・スポーツとも言われています。
そんな過酷さと、オリンピックの出場権も手に入れられるプレッシャーの中で
選手はどんなことを考え、どんな気持ちでプレーしていたのでしょうか。
そこで今日伝えたいテーマは「感謝」です。
ありふれた言葉ですが、感謝の力は科学的な報告もされているのです。
カリフォルニア大学での実験をご紹介します。
単語テストを3つのグループにしました。
①何もしないグループ、②プライドを高めるグループ、③感謝の気持ちを持つグループ
結果は③が最も高い点数をだすことができました。
つまり、感謝の気持ちのほうが脳のパフォーマンスを高めるといえるのです。
緊張で体が震えてしまうとき・・・
上手くプレーできるか不安なとき・・・
世界大会出場をかけた絶対に負けられない戦いのとき・・・
1度立ち止まって何かに感謝してみてください。
何に感謝するかはここではあえて言いません。(答えはないです。)
でも、
何かに感謝してみてください。
きっと、感謝できる何かを探すと思います。
そこが大切です!
それにより自分を客観的に見ることができ、気持ちを整理して、今やるべき事に
真っ正面から向き合うことができるのです。
信じがたい話しですが感謝の力は本当にすごいんです。
ただ、大事な場面だけやってもなかなか難しいと思います。
日頃から「感謝」できることに目を向けられたらいかがでしょうか?
最後に、とても良い感謝の気持ちが表れているアスリートの言葉で締めくくりたいと思います。
「ジャンプ台にしても、私たち選手が朝、会場に着くよりももっと早く、
たくさんの人が来て作ってくれているから飛べるんですね。
それを考えると感謝せざるを得ないというか、
感謝せずにはいられないです。」 (スキージャンプ・高梨沙羅さん)
今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
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