PROFILE

久保田 祐未(くぼたゆみ)


愛称:くぼっちゃん、ゆみさん
静岡県出身


《好きな言葉》
"来るもんは来る、来た時に受けて立てばいい"
by ルビウス・ハグリッド -ハリー・ポッターより-


《好きなこと》
テニス、ピアノ、映画、アニメ、ドラマ、旅行

《略歴》

メンタルコーチ。25歳から活動開始。「結果が出なければ意味がない」という信念で幼少の頃からスポーツ・勉強に励む。そして結果を出せない自分は無価値という苦しい会社員時代を過ごす。憧れの会社に勤めていたが退社。その後、メンタルコーチと出会いこの信念が単なる思い込みであることに気づく。周りの環境は変わらなくても、自分の考え方次第で世界が180度変わることを実感。
現在、「気持ちのコントロールができるようになった」「楽しんでできるようになった」等の声をいただいている。

もがいた過去、笑顔の未来へ

《My story 目次》

1,スポーツメーカー時代

2,メンタルコーチの始まり

3,心の底から助けたい人たち

4,日本一アーティストとの出会い

5,未来のためにできること

1,スポーツメーカー時代

好きなことで生きたくて...


私には憧れの人がいます。

それは4歳年上のいとこです。
彼女はバレエダンサーです。

バレエダンサー



毎日何時間も練習する人並外れた努力家。

その努力の成果もあり海外進出するようになりました。


少しずつバレエが仕事になっていく様子を見て

「私も好きなことを仕事にしたい、好きなことで生きていきたい」
と思うようになりました。





私の好きなもの=スポーツ。


テニス、スポーツ



子供の頃からとにかく体を動かすことが大好きでした。


なので、
進路を選ぶ時は常に「スポーツ」が頭の中にありました。

大学もスポーツ専攻を選びました。

就職もスポーツメーカーを選びました。




ただ好きだから。


それ以外に考えることはありませんでした。



合格率4%の奇跡

新社会人



就職は奇跡的でした。

地方の国立大出身。
部活の成績もない私が
合格率4%程度の誰もが知るスポーツメーカーに就職しました。





夢は叶う。

ちゃんと頑張れば結果はついてくる。



そんな風に思いました。







いざ働いて私の理想は粉々に散りました。



華やかな世界の裏はどす黒い

憂鬱、落ち込む



華々しいスポーツの裏側にある「売上」という現実。


選手へのサポートも売上に繋がらなければ意味がない。





例えば、数年前に世界でトップの成績を収めた選手。

メディアにも取り上げられ、
グッと人気が出ます。



ですがそれ以降目立った成績は出ません。

そうするとメディアに取り上げられません。




メーカーは自社のロゴがたくさんの人に見られ、
認知され、買いたいと思っていただいてなんぼの世界。





みんなに見られない選手になってしまったら、
きつい言い方をすると意味が無いんです。
契約終了です。






どんなに素敵な人でも。

どんなに頑張っている人でも。


消えたい毎日

退職届



選手は売上のための商材。



今思えばそんなことないのですが
当時はその思い一択になってしまいました。



「私は選手を利用している」

「華やかに見える世界の裏は真っ黒」





そんな風に思い込んでしまいました。


結果、憧れだったスポーツメーカーを辞めました。

泣いている女性



やりたいことなんてない。

夢をみた自分がバカだった。

社会で生きていけない。

頑張れない。

耐えられない。

消えたい。





辞めてから3ヶ月間はどん底でした。


行き倒れ


私は子供の頃から
1度決めたことは最後まで諦めずに頑張れるタイプでした。



それなのに、会社に耐えられず
辞めてしまった自分が嫌で嫌でたまりませんでした。



朝起きて「あぁ、今日も生きてた」と、
憂鬱な日々を過ごしました。





鎖






ただ、ずっと動かないわけにもいきません。
なんとか働かなきゃ。

転職活動を始めました。



前職での失敗を踏まえて

「好きなものは仕事にしない」

と心に強く決めていました。





絶対嫌いになるから。

「売上のため」と割り切れなくなるから。



パソコンで悩む女性



しかし、転職サイトを見て応募しますが、
興味がない仕事を選んでいるので


「本当に自分はこの仕事に時間を費やすの?」


という思いが拭えません。


週5日、1日8時間労働。

人生の7割くらいこの時間になる。





「私の人生はこんなにつまらなく終わるの?」





そんな気持ちが芽生えました。

冷静に考える



スポーツメーカーを辞めた時の
自分の気持ちを整理することにしました。



メーカーは「物」を売る仕事でした。

私自身が好きではない商品も売らなくてはならない。

「売上」のために相手の人生を利用するかもしれない。




じゃあいっそ、形のない物ならどうか?

私自身が心からお勧めできるものを提供するには?




あ、、、、


相手の気持ちに寄り添ったサービスなら良いのでは?





そう思い「スポーツ メンタル」と人生で初めて検索しました。



ドアを開ける

2,メンタルコーチ

メンタルコーチ人生のはじまり



「スポーツメンタルコーチ」を発見しました。


メンタルって変な信者みたいな感じ?

よく知らない人から勧誘とかされたらどうしよう。



そんな不安を抱えながら
スポーツメンタルコーチ主催のセミナーに参加しました。


メンタルコーチセミナー



私は「スポーツメンタルコーチ」という存在と出会いました。


「こんなに選手に寄り添って生きていける職業があるんだ!私もそうなりたい!」



やっと進みたい道をみつけました。




そこからメンタルコーチになるための生活が始まります。


毎週末、往復5時間かけて何度も通いました。




心理学、脳科学、コーチング学...etc



いろいろな方と出会い
全てを全力で吸収する毎日でした。



メンタルコーチ認定

信じられない自分の思い込み


私もコーチングを実際に受けました。

学びを深める中で
自分に根強い「思い込み」があることに気づきました。



それは、、、


「結果が出なければ意味がない」


という思い込みです。






少し思い出してください。

私がスポーツメーカー時代にどんな思いを抱いて辞めたのか。

考える人

「選手は売上のための商材なんて考え方、嫌だ。」

「結果が出ない選手、メディア露出のない選手はサポートしないなんて酷すぎる」



つまり、

「結果=売上が出なければ選手サポートの意味が無い」

という考え方に耐えられなくて辞めたはずです。





それなのに、

私自身が「結果が出なければ意味が無い」
という考え方の持ち主でした。





スポーツメーカー時代で
一つ一つの仕事全てに結果を求めていたのは私でした。





私が勝手に窮屈な世界を作り上げていました。





もしこんな問いかけがあの時の自分にできていたとしたら。



・意味が無いと思っているそれは本当に意味が無いのか?


・意味があることしかやってはいけないのか?


・「結果」は売上や成績のような数値化されたものしかないのか?




そして、こんな風に思えていたとしたら。


★意味が無いことなんて一つもない。無駄も遠回りも全て自分の力になる。


★目に見える結果だけが全てじゃない。そこに至るまでの過程や成長こそ、本当の財産。






今の私はこれらの新たな思いを手にしたことにより、
メンタルコーチとして生きていく決断ができています。




上手くいかないことがあっても
自分を責め過ぎず、
成長に目を向けて歩き続けられています。



誰でもいつでも可能性は広げられる



今自分のおかれた環境を
ガラッと変えることは簡単ではないです。


人間関係を全て切ったり。
今すぐ引っ越したり。
明日違う会社に勤めたり。





ですが、思い込み・考え方・捉え方は
誰でも、いつでも、どこにいても
ガラッと変えることができます。



それができると、

世界は劇的に明るくなります


自分次第で可能性を広げることもできます。


心に余裕もできます。


心に余裕ができると
周りの人の優しさに気づけるようにもなります。





スポーツメーカーで、
「選手を売上のために利用している」という気持ちでいっぱいだった時。




「本当に100%そう言い切れる?選手のために1mmも役に立てていない?」




と自問できていたら
憧れて入社したスポーツメーカーも
苦しいだけで終わらなかったかもしれません。







今1人で不安を抱え込んでいる方。

緊張しすぎてしまう方。

「自分はなんでこんなにダメなんだろう」と塞ぎ込んでいる方。




その気持ちには必ず自分だけの思い込みがあります。




それに気づいて、
もっとラクに楽しく前に進める方を増やしたい。



そんな強い想いを胸に私のメンタルコーチとしての活動が始まりました。


3,心の底から助けたい人たち

お金にならなくても



どこにも所属せず1人で活動することならではの苦労があります。


どうしたら新しいお客様に出会えるか?

自分のコーチングの良さって何?

私ってちゃんとできてる?




悶々と考えることも多く、
ブレない自分を作るために自分と向き合うワーク等をよくやっていました。



なぜアスリートを対象にしているのか?

なぜ私はスポーツが好きなのか?


そもそも好きなものってなんだ?





自分と向き合いながら読んだこの本の中に
こんな問いかけを見つけました。

(春明力『起業のち晴れ』(マインドプラス,2018年))



「今、お金をもらわなくても、やりたいことは何ですか?」

「今、お金を払ってでも、やりたいことは何ですか?」









今まで考えたことのなかった質問でした。


「メンタルコーチ」は心からやりたいと思える仕事です。


ですが、やはり”仕事”というと
私の中では「生きるため」でした。
(お金ないと生きていけないですからね!)





この質問について考え、
自分で深掘りしていく中であることに気づきます。






実は私、超がつくほどのテレビっ子なんです。







小さい頃から
ドラマ・映画・アニメをよく見ていました。



落ち込んだ時、
不安でどうしようもない時は、

1日でハリーポッター3本観る生活を
していた時もありました。







それを観ることで勇気が出ました。

もう少し頑張ろうって思えました。


この世から消えたかった時、
ギリギリ繋ぎ止めてくれたのは

エンタメの力と言っても過言ではありません。



私のパワーの源です。





そんなエンタメ界のような

感動や勇気を与える職業の方にも
メンタルコーチとしてサポートしたいと思うようになりました。





悲し過ぎるニュース、得た信念。



そう思っていた矢先に
衝撃的な出来事が起こりました。


コロナの流行もありエンタメ業界が一時ストップした2020年。



役者さんが自殺してしまうニュースが何件も続きました。



好きな俳優さんたちで
心の底からショックでした。



力をくれるコンテンツを作っている方々が心を疲弊させていて、
生きることすらやめてしまう。




「そんなのおかしい!」




私の心は同情や悲しさより
「怒り」「悔しい」が強かったです。




完璧主義で真面目な方。

弱音を吐かない方。

責任感の強い方。





ほんの少しでもガチガチに固めた心を
軽くさせることができていたら

もっともっと幸せな人生が続いていたはずです。





自分で選んだ道を楽しく進める人を増やしたい。




私は「スポーツ」だけでなく

アーティストや役者さんに向けてもコーチングを始めました。



3,日本一アーティストとの出会い

休みのとれないアーティスト



ある画家さんのメンタルコーチングをさせていただきました。


フリーで活躍しており制作、納品、個展の開催など
全てを1人で行なっています。



いつ誰から仕事の連絡が来るか分からない。

休日も気の休まらない生活に疲弊していました。




コーチングをしていくうちにこんな思い込みに気づきました。


それは、

「連絡はすぐに返さなくてはならない」





些細な思い込みですが
思いやりのある優しい方だからこそ
この気持ちが逆に追い詰めている原因でもありました。





画家といえど、
365日描き続けているわけではありません。


リフレッシュして想像力をはたらかせるのも大切です。


ですが、休みの日、
特に寝ている時に連絡が来てしまいます。



そうすると、もう寝れない。



「なんて返信しよう?」

「このタイミングなら折り返し電話?」




結局グルグル頭を使って休日終了。

気の休まらない日々が続いていました。




自分の中の常識を覆す


私は、

「これって100%すぐに返さなきゃいけないと言い切れるかな?」



と聞いてみました。

この問いかけに、


「そんなことないかも。そもそもすぐ返さなきゃ許されないような相手とはずっと付き合っていけない」




このコーチングで気持ちが吹っ切れ、
休みの日はスマホに縛られない生活になりました。

心から休める日々になりました。






さらに、数日後に開催されたアートの大会で

日本一となり世界大会にも出場される劇的な活躍を果たしました。





3,笑顔の未来へ

嬉しい言葉


今までサポートさせていただいた方からこんなお声をいただいています。


「コーチングのおかげで変われた!」

「さらに新しい目標に挑戦できています!」

「コーチングする前の自分に今の自分を見せてあげたい」




お客様の人生が少しでも楽しい方向へと進んでいると思うと
本当に嬉しいです。





1つのことに全力で取り組む日々。


憧れの世界に入って打ちのめされた日々。


昔できていた頑張り方ができなくなって疑心暗鬼になった日々。


結果に縛られた日々。


自分の無力・無価値に耐えきれず消えたかった日々。








私自身も、もがき苦しい日々を過ごしました。


だからこそ、
同じような状況の方々に寄り添うことができます。





そして、
一人一人にあった楽しく前に進む方法
一緒に見つけ出せるようになりました。



やりたいことに向き合う日々を
幸せな時間にすることができるようになりました。




希望ある明日へ...




『人に感動や勇気を与える方々が、
1人の人間として楽しい人生を生きられるよう貢献する』


『希望を持って入った世界が希望に満ち溢れたままである』






これらを実現し、
笑顔で自分らしく生きていける人を増やしていきます。




いつか、
「この道を選んでよかった」と笑って言えますように。




大切な家族・仲間と幸せな時間を過ごせますように。