頑張っていれば結果はついてこなくても人はついてくる

学生時代に出会った
尊敬する方から言われた一言が
とても好きです。

私は、自分のテニスは
あまり上手くいかず
「結果がすべて」という感覚の中で
生きていました。

そういう話をしたら、
「頑張っていれば
結果はついてこなくても
人はついてくるよ」

と言っていただきました。


「結果より過程」が大事。

という言葉はよく聞くと思います。

分かっています。


ですが、
結果が出なかった時は
悔しくてたまらないし
過程に目を向ける心の余裕は無い
というのが本音です。


「過程」はある意味、
抽象的で
物体として目に見えるものでは
ありません。
自分の捉え方次第です。


そんな時、
「人」に目を向ける。

自分が頑張ってきた過程で
どんな人が側にいてくれたのか。
誰が支えてくれたのか。


とても思い浮かべやすく
「ここまでやってきて良かった」
という気持ちになれました。


結果を出せば当然嬉しいし、
確実に痕跡も残り、
肩書きも手に入ります。


その喜びは一生続くかというと
疑問です。


心から信頼する人に出会えること、
自分の人生の軸になるような人と
出会えることの方が、
どれほど幸せなことなのでしょうか。


結果が出ず、
過程すらも全否定したくなったら
どんな人が支えてくれているのか
思い浮かべてみてほしいです。